家づくりプランは「将来住みたい家」にターゲットを当てて考える

注文住宅の家を建てる段になると、誰でも気分が高揚し、普段よりヒートアップするため冷静さを失って大事なことを忘れがちになるものです。でもここで注意しないといけないのは、5年先、10年先のライフスタイルを忘れたプランにならないようにすることです。つまり<いま欲しい家>より、<将来欲しい家>の選択が必要なのです。とく30代前後の若い夫婦の場合だと、つい今のことばかりを大事に考え、将来のライフプランを考えて計画を立てるのを忘れがちになります。要するに買ったときがベストである家ではなく、買ったときは程々で、それが次第に良くなっていき、そのうちベストな状態になっていくことが大切なのです。このような家の選択こそがライフプランに適したものであると言えるのです。でもこうした選択は、急いでプランを立てるとうまくできません。少なくとも半年や1年ぐらいかけてじっくり検討することが必要です。

家づくりプランはこの方法でやると失敗しない

後悔しない家づくりプランを立てるには、どうしたらいいのだろうか。こう考える人は成功が見えてきています。家づくりに真剣に対峙しているからです。逆によく考えることなく、いま欲しい家を即座に選んで購入した場合は往々にして後で後悔することがあります。例えば夫婦の勤務先が都心にあるので、「多少狭くてもいいから都心の通勤に便利なところがいい」という現在の状況だけを考えて家を選ぶとします。しかし夫婦にはいずれ子どもができます。そうしたとき、狭くて騒々しい都心の家がはたして子どものためにいいでしょうか。この例は、将来のライフスタイルをまったく考慮していない場合の選択です。家の選択でまず最初にやりたいのは、人生を長いスパンで考え、それを整理するためにライフサイクルをまとめた表作りから始めることです。その表にはまず現在の家族構成と年齢を書き込み、それから先は5年ごとに起こると予想される家族構成や年齢の変化を書き込んでいくのです。これを書き込んでいくと10年先、15年先のライフスタイルが見えてきます。これにより家の選択がそのライフスタイルに合ったものかどうかが見えてくるのです。